害虫

過去の上映作品
[上映日程]3/26~4/1(休映:3/28)

“ 泣くことすらできないまま、少女の反抗は軽やかに加速する。”

誰も止められない。剥き身のまま加速する、少女の疾走———

[INTRODUCTION]
『月光の囁き』『どこまでもいこう』で華々しいデビューを果たした塩田監督3作目の劇場公開作は、不安と孤独に疼く少女の葛藤をクールに描き、反抗的で美しい作品として監督のフィルモグラフィーに刻まれる全く新しい青春映画となった。大人の目から見たステレオタイプな子供ではなく、多面性を持つ一人の人間として子供を描く手腕や、確かな演出力は前作以上に野心的なものとなり、観る者を圧倒する。また、ナンバーガールの向井秀徳が自ら撮影現場に足を運び作詞作曲した「I don’t Know」が、公開から20年を経た今なお強烈なインパクトを与え続けている。

[STORY]
サチ子は中学1年生、13才。しかし、母親の自殺未遂や、小学校6年生のとき、担任教師・緒方と淡い恋を交わした過去がさまざまな噂話となって、クラスメートたちとなじめない。そんな彼女が唯一心を許せるのが、学校を離れ、町で気ままに暮らす若者たちとささいな悪事をして過ごすときだった。クラスメートの夏子は、そんなサチ子を何とかして再び学校に引き戻そうと努力する。再び学校に通い始めるサチ子。しかし、彼女の居場所はやはりどこにもなかった。彼女が下した選択、それはかつての恋の相手・緒方に会いに行くことだった──。

『害虫』
[2002年/日本/ビスタサイズ/92分]
監督:塩田明彦
出演:宮崎あおい、田辺誠一、沢木哲、天宮良、石川浩司(たま)、蒼井優、伊勢谷友介、りょう
音楽:ナンバーガール
劇中歌:「帰り道」(唄:櫛引彩香、作詞・作曲:草野正宗 編曲:高野寛)
英題:「Harmful Insect」
配給:日活株式会社
配給協力(リバイバル上映):シマフィルム
©2002 日活・TBS・ソニーPCL

2001年ヴェネチア映画祭現代映画コンペティション部門
(現・オリゾンティ部門)正式出品作品
2001年ナント三大陸映画祭コンペティション部門審査員特別賞・主演女優賞(宮崎あおい)受賞

[鑑賞料金]
一般1,500円/その他通常通り

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