パーフェクト・ノーマル・ファミリー *「うえだ子どもシネマクラブ」上映作品

過去の上映作品
[上映日程]3/12~25(休映:3/14、22)

“ 突然告げられた両親の離婚。そして、パパは女性になった── ”

これが、わたしたちの〈普通で完璧〉な家族のカタチ。

[INTRODUCTION]
マルー・ライマン監督が11歳のときに父親が女性になった実体験を基に脚本を書き、初監督を務めた。撮影当時10歳だったエマ役のカヤ・トフト・ローホルトは映画初出演ながら、ナチュラルで繊細な演技を披露。パパのトマス、のちにアウネーテ役を、「ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮」「ヒトラーの忘れもの」の実力派俳優ミケル・ボー・フルスゴーが演じた。トランスジェンダーの問題を当事者ではなく、その娘の視点で描いていく新鮮さが評価され、デンマーク・アカデミー賞で9部門にノミネート、メイクアップ賞と児童青少年映画賞を受賞した。

[STORY]
デンマークの郊外で暮らすエマは、地元のサッカークラブで活躍する11歳の女の子。幸せな家庭で充実した日々を送っていた。ところがある日突然、両親から離婚すると告げられたことで彼女の日常が一変する。しかも離婚の理由は「パパが女性として生きていきたい」だった…。ホルモン治療によって日に日に女性らしくなるパパのトマスが、やがて性別適合手術を受けるという現実をエマは受け入れられず、ひとり思い悩んで寂しさを募らせ、時にはやるせない苛立ちを爆発させる…。「大嫌い。パパなんか死んじゃえ!」。そう叫びながらも、本当はパパのことが大好きなエマが、幾多の葛藤の果てに気づいた自分の気持ちとは──。

『パーフェクト・ノーマル・ファミリー』
[2020年/デンマーク/デンマーク語・英語/ビスタ/97分]PG12 
監督・脚本:マルー・ライマン 
出演:カヤ・トフト・ローホルト、ミケル・ボー・フルスゴー、リーモア・ランテ、ニール・ランホルト
原題:EN HELT ALMINDELIG FAMILIE/英題:A PERFECTLY NORMAL FAMILY
日本語字幕:中沢志乃
後援:デンマーク王国大使館
配給・宣伝:エスパース・サロウ
© 2019 NORDISK FILM PRODUCTION A/S

[公式サイト]
pnf.espace-sarou.com

[鑑賞料金]
「週末こども映画館」対象作品につき、お子様同伴の大人1名1,200円/その他通常通り
「特典付前売鑑賞券 ¥1,500」を劇場窓口にて販売中!(3/11まで)

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