映劇レポート:『音楽』岩井澤健治監督

お知らせ

712()、トラゥム・ライゼにてアニメーション映画『音楽』の岩井澤健治監督による舞台挨拶と原画即売会が行われました。当初は44日に伴瀬朝彦さん(音楽)と黒岡まさひこさん(古美術「君の朝顔」歌)によるライブと合わせての開催を予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のためやむなく中止に。上映も上田映劇が臨時休館となってしまったことから開始5日で中断されました。そこでアヌシー国際アニメーション映画祭2020にて最優秀オリジナル音楽賞受賞を受けて、改めて仕切り直し上映する運びとなりました。

当日は新型コロナウイルス対策として、購入可能座席を半数としました。事前予約でほぼ埋まり、上映前には当日券も完売。お買い求め頂けなかったお客様もおり、平時であればと歯痒く思いました。

舞台挨拶では「ロトスコープ」という手法についての話から始まり、なぜこの原作を選んだのか、声優陣の魅力から舞台挨拶行脚での感想など様々な話をしていただきました。中でも7年以上という制作期間においてどのようにモチベーションを保ったのかという話は大変興味深かったです。「絶対すごいものになるという確信を持って作った」という監督。他にも数々の映画祭で受賞するイメージやレッドカーペットを歩く想像をしてモチベーションを保っていたそうです。「僕の頭の中では何度も映画祭で受賞してるんです」と淡々と話された監督が印象的でした。

舞台挨拶終了後はロビーにて原画の即売会を行いました。11枚吟味してじっくりと選ぶ方、34枚好みの原画を見つけてささっと購入された方、「ここからここまで全部ください!って言いたい〜!」と迷われる方など、原画を選ぶその横顔は皆一様に楽しげでした。サイン会では岩井澤監督に映画への熱い想いや質問されているお客様の姿が見られ、映画『音楽』という作品の熱が伝播していく様子を感じました。『音楽』は7/24(金)までトラゥム・ライゼにて上映予定です。皆様ぜひ、お見逃しなく!

『音楽』(作品詳細)
上映中〜7/24() @トラゥム・ライゼ
7/14()7/17()▷17:55-19:06
7/18()7/23(木)▷17:50-19:01
7/24(金)▷時間未定、決まり次第お知らせいたします。

この舞台挨拶は2020712日におこなわれました。

【登壇者】岩井澤健治監督
【インタビュアー】原悟(番組編成)
【カメラマン&執筆者】もぎりのやぎちゃん(ボランティアスタッフ)                                                                                                                                                                                                                                                    

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