「『幾多の北』と三つの短編」アフタートーク付上映のお知らせ。

お知らせ

7月1日(土)18時30分からの回の上映後、本作の山村浩二監督、幸洋子監督、矢野ほなみ監督によるアフタートークを実施します。開催概要は下記の通りです。

概要

「『幾多の北』と三つの短編」アフタートーク付上映
[開催日]7月1日(土)
[時 間]18時30分~(上映後舞台挨拶/20時30分頃終了予定)
[会 場]上田映劇(長野県上田市中央2-12-30)
[料 金]ファーストデーにつき 一般¥1,200/その他通常通り
[登壇者]山村浩二監督、幸洋子監督、矢野ほなみ監督 *全員オンライン登壇

◎お問合せ
[Eメール]uedaeigeki@gmail.com
[電話番号]0268-22-0269(10:00~18:00/月曜休館)
*なるべくEメールをご利用ください
*ご予約不要です。当日劇場窓口にてチケットをお買い求めください。

◎登壇者プロフィール

山村浩二 (アニメーション作家・絵本作家)

1964年生まれ。1987年東京造形大学卒業。90年代「パクシ」「バベルの本」など子供向けアニメーションを制作。「頭山」(2002年)が第75回アカデミー賞にノミネート、アヌシー、ザグレプ他6つのグランプリを受賞、「今世紀100年の100作品」の1本に選出される。「カフカ 田舎医者」(2007年)がオタワ他7つのグランプリを受賞、世界4大アニメーション映画祭すべてでグランプリを受賞した唯一の監督、アニメーション監督作品の受賞は国内外で137受賞。2021年、過去25年間の優れた世界の短編監督25人のトップ2に選出。2021年初の長編「幾多の北」が、オタワ国際アニメーション映画祭で長編アニメーション部門グランプリを受賞、アヌシーでコントルシャン・クリスタル賞受賞。
絵本「おやおや、おやさい」(文:石津ちひろ)は累計46万部を超えるロングセラー、他に「ちいさな おおきな き」(文:夢枕 獏、第65回小学館児童出版文化賞受賞)、「ぱれーど」(文・絵)など100タイトルを出版、絵本画家としても活躍。NHK「おかあさんといっしょ」のエンディング曲「べるがなる」の作詞。
川喜多賞、芸術選奨文部科学大臣賞、クリングゾール賞受賞、紫綬褒章受章。
映画芸術科学アカデミー(米)会員、日本アニメーション協会副会長、ASIFA日本支部理事、ひろしま国際平和文化祭メディア部門ディレクター。ヤマムラアニメーション有限会社代表取締役、中国美術学院客員教授、東京造形大学客員教授、愛知県立芸術大学客員教授、東京藝術大学教授。東京在住

幸洋子 / Yoko Yuki

1987年、愛知県名古屋市生まれ、東京都在住。幼少期から絵を描くことやビデオカメラで遊ぶことが好きだったため、アニメーションに楽しさを見出し、日々感じたことをもとに、様々な画材や素材で作品を制作している。主な作品に、幼少期の曖昧で不思議な記憶をもとに制作した「黄色い気球とばんの先生」、横浜で出会ったおじさんとの一日を描いた「ズドラーストヴィチェ!」、現代美術家鴻池朋子原作の詩「風の語った昔話」をもとに制作した「夜になった雪のはなし」、ミュージシャン清水煩悩と共同制作したミュージックビデオ「シャラボンボン」、自身の絵日記からインスピレーションを受け制作した最新作「ミニミニポッケの大きな庭で」は第75回ロカルノ映画祭にてプレミア上映後、第40回サンダンス映画祭祭など国内外の映画祭にて公式セレクション。

矢野ほなみ / Honami YANO

1991年 愛媛県瀬戸内海の島生まれ。2013年 京都精華大学の学部時代に、ロードアイランドスクールオブデザインへ交換留学したことがきっかけで、インディペンデントアニメーションの魅力を発見する。東京藝術大学大学院では、山村浩二氏に師事し、卒業制作「染色体の恋人」を制作。The KuanDu International Animation Festival (台湾)でKuanDog学生部門賞を受賞、その他北米最古のクィア映画祭であるフレームラインノミネートなど他多数。2017年東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻修士課程修了。大学院修了後は、同大学院映像研究科で3年間教育研究助手として働く傍ら、自身の卒業後はじめての作品「骨嚙み」を制作を開始。同作品は山村浩二氏プロデュースとして、アニメーションスタジオ兼ギャラリーAu Praxinoscope最初の作品として製作に至る。同作は、世界3大アニメーション映画祭の一つである第45回オタワ国際アニメーション映画祭にて短編部門グランプリを受賞。第29回レインダンス映画祭で短編アニメーション部門最優秀作品賞、他27の受賞。第25回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門新人賞受賞。第一回ひろしまアニメーションシーズンズにて選考委員を務める。2021年より名古屋大学未来社会創造機構モビリティ社会研究所特任助教(非常勤)。2021年今治市文化大賞、愛顔えひめ文化賞受賞、2022年より女子美術大学非常勤講師。2023年より東京藝術大学大学院映像研究科映像メディア学(博士後期課程)在籍、アニメーションにおけるセクシュアリティやジェンダーの研究、それに伴う上映会の企画やキュレーションなど、クィア・アニメーションの研究を進めている。共著『クィア・シネマ・スタディーズ』(菅野優香 編著/晃洋書房)。主なクライアントワークに、TVアニメ「TRIGUN STAMPEDE」エンディングアニメーションや、Bialystocks 『はだかのゆめ』MVなどがある。

▼上映作品について詳しくはこちらから

『幾多の北』と三つの短編【7/1~7】*アフタートークあり/一週間限定上映

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