リトル・ガール *「週末こども映画館」対象作品/「うえだ子どもシネマクラブ」上映作品

過去の上映作品
[上映日程]3/5~18(休映:3/7、14)

“ ただ、女の子(わたし)として生きたい。”

“女の子”と認めてもらえない7歳のサシャと、子どもの幸せと自由を守りたいと願う母。
一つの家族の“ゆずれない闘い”を映した心震えるドキュメンタリー。

[解説]
トランスジェンダーのアイデンティティは、肉体が成長する思春期ではなく幼少期で自覚されることについて取材を始めたリフシッツ監督は、サシャの母親カリーヌに出会った。長年、彼女は自分たちを救ってくれる人を探し続けて疲弊していたが、ある小児精神科医との出会いによって、それまでの不安や罪悪感から解き放たれる。そして、他の同じ年代の子どもと同様にサシャが送るべき幸せな子供時代を過ごせるよう、女性として認めるように小学校へ働きかける。まだ幼く自分の身を守る術を持たないサシャに対するカリーヌと家族の献身、言葉少なに訴えるサシャ本人の真っ直ぐな瞳と強い意志が観る者の心を震わせる。
監督であるセバスチャン・リフシッツは世界の周縁で生きる人々に光をあてた作品を撮り続け、カンヌで4回、ベルリンで4回にわたって正式出品を果たし、世界中の映画祭で高く評価されている。本作『リトル・ガール』も2020年ベルリン国際映画祭で上映後、様々な映画賞を獲得し続けている。また、劇場の封鎖されたフランスでは、同年12月にTV局ARTEにて放送。視聴者数1,375,000人、その年のドキュメンタリーとしては最高視聴率(5.7%)を獲得。オンラインでは28万回以上の再生数を記録し、大きな反響を呼んだ。ドキュメンタリストとして確かな地位を築いたリフシッツ監督が洞察に満ちた繊細なカメラで、家族の喜びの瞬間、直面する多くの課題を捉えた、幼少期の“性別の揺らぎ”に対する認知と受容を喚起する貴重なドキュメンタリー。

[あらすじ]
フランス北部、エーヌ県に住む少女・サシャ。出生時、彼女に割り当てられた性別は“男性”だったが、2歳を過ぎた頃から自分は女の子であると訴えてきた。しかし、社会は彼女を他の子どもと同じように扱えない。学校では女の子としての登録が認められず、男子からも女子からも疎外され、バレエ教室では男の子の衣装を着せられる。7歳になってもありのままに生きられず不自由なサシャ。そんな彼女を支える家族は、彼女の個性を受け入れさせるために奔走し、学校や周囲へ働きかけるのだが……。

『リトル・ガール』
[2020年/フランス/フランス語/85分]
監督:セバスチャン・リフシッツ
原題:Petite fille/英題:Little Girl
字幕翻訳:橋本裕充/字幕協力:東京国際映画祭
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
配給・宣伝:サンリスフィルム
©️AGAT FILMS & CIE – ARTE France – Final Cut For real – 2020

[公式サイト]
senlisfilms.jp/littlegirl

[鑑賞料金]
「週末こども映画館」対象作品につき、お子様同伴の大人1名1,200円/その他通常通り

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