オスカー・ピーターソン【順次】 今後の上映作品 [上映日程]順次(休映:未定) 差別との闘いと“自由への賛歌”、三度の離婚と家族愛、病と奇跡の復活———来たる2025年に生誕100周年を迎える鍵盤の皇帝、その波乱万丈の人生と音楽 [INTRODUCTION] ジャズ史上最も偉大で人気のピアニストのひとり、オスカー・ピーターソン。陽気なキャラクター、聴く者をハッピーにするリズムとハーモニー、そして誰もが憧れる明快で魅力的な音質と超絶技巧──かのルイ・アームストロングは彼のことを「4本の手を持つ男」と呼んだという。日本でも『プリーズ・リクエスト』をはじめとする名盤の数々で知られ、来日公演も果たし、ジャズファンもアーティストも誰もがその影響と愛を口にする。 しかし、その順風満帆に映る音楽人生と、明るく魅力的なピアノスタイルの裏には、黒人であるゆえの長きにわたる差別との戦いがあった。1962年にオスカーが作曲した「自由への賛歌」は1960年代公民権運動の賛歌になり、その音楽的、社会的影響は分断の続くアメリカで今もなお響き渡っている。 1993年68歳には脳梗塞を発症。ピアニストとしては終わりかと思われたが、懸命のリハビリで奇跡の復活を遂げ、2004年には来日を果たすほどに回復した。 本作では、差別との闘い、病気と復活までの困難な道のり、家族愛について、多数の本人インタビューを収録。そして、そんなオスカー・ピーターソンが多くの人々にリスペクトされ続けるその理由を、実際にジャンルと世代を超えて彼の音楽に影響を受けてきたスター・ミュージシャンたち──ビリー・ジョエル、クインシー・ジョーンズ、ラムゼイ・ルイス、ハービー・ハンコック、ブランフォード・マルサリス、ジョン・バティステらが語り尽す。さらに妻・娘ら家族による、その旅立ちまで晩年の貴重な証言も収録され、彼の知られざる強さ、魅力に迫ります。 オスカー・ピーターソン 1925年8月15日 – 2007年12月23日(82歳没)。カナダ、ケベック州モントリオール出身のジャズピアニスト、作曲家。モントリオール黒人コミュニティーで幼少の頃よりクラシック音楽を学び育つ。アメリカ人ではない出自にもかかわらず、ジャズの歴史に刻まれる代表的なミュージシャンに挙げられる。故郷カナダでは英雄であり、新1ドルコインの肖像にもなる。2025年には生誕100年を迎える。 『オスカー・ピーターソン』 [2020年/カナダ/81分] 監督:バリー・アヴィリッチ 出演:ビリー・ジョエル、クインシー・ジョーンズ、ラムゼイ・ルイス、ハービー・ハンコック、ブランフォード・マルサリス、ジョン・バティステ、ケリー・ピーターソン(妻) 他 字幕:山口三平 原題:Oscar Peterson: Black + White ©2020 Exclusively licensed to TAMT Co., Ltd. in Japan [上映時間] *準備中 [公式サイト] oscarpetersonmovie.com Tweet Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 今後の上映作品 フジヤマコットントン【順次】 枯れ葉【順次】 ピックアップ記事 現在上映中の作品 ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー傑作選『マリア・ブラウン... 現在上映中の作品 現在上映中の作品 キリング・オブ・ケネス・チェンバレン【11/21~12/1】 現在上映中の作品 現在上映中の作品 花腐し【11/10~12/1】*舞台挨拶あり 現在上映中の作品 関連記事一覧 今後の上映作品 一月の声に歓びを刻め【順次】 今後の上映作品 パトリシア・ハイスミスに恋して【12/16~】*来場者プレゼ... 今後の上映作品 はだかのゆめ【12/9~22】*インディーズ・フィルム傑作選 今後の上映作品 ペルリンプスと秘密の森【12/29~】*「週末こども映画館」... 今後の上映作品 朝がくるとむなしくなる【順次】 今後の上映作品 逃げきれた夢【12/10~21】*インディーズ・フィルム傑作... 今後の上映作品 フジヤマコットントン【順次】 今後の上映作品 エセルとアーネスト ふたりの物語【12/3~24】*「週末こ...