海辺の映画館-キネマの玉手箱 *第9回「うえだ子どもシネマクラブ」上映作品

過去の上映作品
[上映日程]4/10~23(休映:4/12、17、19)

“ また見つかった。何がだ?永遠。”

映画は未来を変えられる!大林宣彦監督が新世代へ託すメッセージ

[解説]
大林宣彦監督が20年振りに「尾道」へ還ってきた。尾道にある海辺の映画館を舞台にした最新作はまさに“キネマの玉手箱”!物語は戦争の歴史を辿りながら、無声映画、トーキー、アクション、ミュージカルと様々な映画表現で展開していく。豪華出演者の奇跡のコラボレーションにも注目!大林組常連から初出演のキャストまで、大林監督の“映画への情熱”と“平和への想い”を受け止め、さまざまな分野からキャストとして参加。生のエネルギーにあふれた、誰も体験したことがないエンタテインメントが、幕を開ける!

[あらすじ]
尾道の海辺にある唯一の映画館「瀬戸内キネマ」が、閉館を迎えた。嵐の夜となった最終日のプログラムは、「日本の戦争映画大特集」のオールナイト上映。上映がはじまると、映画を観ていた青年の毬男、鳳介、茂は、突然劇場を襲った稲妻の閃光に包まれ、スクリーンの世界にタイムリープする。江戸時代から、乱世の幕末、戊辰戦争、日中戦争、太平洋戦争の沖縄……3人は、次第に自分たちが上映中の「戦争映画」の世界を旅していることに気づく。そして戦争の歴史の変遷に伴って、映画の技術もまた白黒サイレント、トーキーから総天然色へと進化し移り変わる。3人は、映画の中で出会った、希子、一美、和子ら無垢なヒロインたちが、戦争の犠牲となっていく姿を目の当たりにしていく。3人にとって映画は「虚構(嘘)の世界」だが、彼女たちにとっては「現実(真)の世界」。彼らにも「戦争」が、リアルなものとして迫ってくる。

『海辺の映画館-キネマの玉手箱』
[2019年/日本/179分]PG12
監督:大林宣彦
出演:厚木拓郎、細山田隆人、細田善彦、吉田玲、成海璃子、山崎紘菜、常盤貴子
脚本:大林宣彦 内藤忠司/小中和哉
配給:アスミック・エース
©2020「海辺の映画館―キネマの玉手箱」製作委員会/PSC

◎公式サイト:umibenoeigakan.jp

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