浦安魚市場のこと

過去の上映作品
[上映日程]1/21~2/3(休映:1/22~23、30)

“ ずっとあると思っていた
 しかしその瞬間は、突然訪れる… ”

人情色濃い“まち”の魚屋たちの日常を追ったドキュメンタリー!

[INTRODUCTION]
“まち”のアイデンティティーが危機に瀕するときをカメラは見つめた
魚屋の活きのよい掛け声。貝を剥き続ける年老いた女性。年末のお客たちとお店の賑わい。──古くから漁師町だった浦安には魚市場があった。工場汚染水の影響で漁業権を放棄し埋立地となった浦安にとって、魚市場が漁村だった町のシンボルでもある。そんな魚市場には、昼は町の魚屋、夜はロックバンドとして活動する森田釣竿がいた。時代の流れと共に変わっていく魚の流通と消費の形。脈々とつながってきた暮らしを謳歌する浦安の人々。しかし、その瞬間は、緩やかに、そして突然訪れる…。

ある町の、ある市場をめぐるありのままの記憶と記録
監督は、映像作家の歌川達人。これまで主にカンボジアで短編中編のドキュメンタリー(『時と場の彫刻』『カンボジアの染織物』)を制作し、本作が初の長編となる。撮影期間中、歌川は浦安魚市場近くへ移り住み、緻密な撮影を重ねた。本プロジェクトでは、映画製作に限らず、写真集作成や魚市場内での映像インスタレーション展示など、多角的なアウトプットを行ってきた。カメラを持った1 人のアーティストとして、滅びゆく場や営みに対し何ができるのかを見つめた軌跡である。

『浦安魚市場のこと』
[2022年/日本/16:9/5.1ch/98分]
監督・撮影・録音・編集・製作:歌川達人
編集:秦岳志
整音:山本タカアキ
助監督:今井真
音楽:POSA(すぎやまたくや&紫藤佑弥)
プロデューサー:長倉徳生、植山英美、歌川達人
製作:有限会社カサマフィルム
配給:Song River Production

[上映時間]

[公式サイト]
urayasu-ichiba.com

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