冬時間のパリ

過去の上映作品
[上映日程]3/7~15(休映:3/9)

“ 人生は一冊の本に似ている ”

パリの出版業界を舞台に、< 本、人生、愛 >をテーマに描く、迷える大人たちのラブストーリー

[解説]
『夏時間の庭』『アクトレス 女たちの舞台』のフランスの名匠オリヴィエ・アサイヤスの最新作は、エリック・ロメールの『木と市長と文化会館』に着想を得た彼の新境地ともいえる作品。ジュリエット・ビノシュ、ギョーム・カネ、ヴァンサン・マケーニュなどフランスを代表するスターとタッグを組み、迷える男女の愛の行方とパリの出版業界を共鳴させつつ、洗練された会話とユーモアで活写していく。食べて、飲んで、愛して、会話する。ウディ・アレン作品を思わせるような、〈フランス的、人生の愉しみ方〉がたっぷりと詰まった小粋で洒脱な大人のラブ・ストーリー。

[あらすじ]
敏腕編集者のアランは電子書籍ブームが押し寄せる中、なんとか時代に順応しようと努力していた。そんな中、作家で友人のレオナールから、不倫をテーマにした新作の相談を受ける。内心、彼の作風を古臭いと感じているアランだが、女優の妻・セレナの意見は正反対だった。そもそも最近、二人の仲は上手くいっていない。アランは年下のアシスタントと不倫中で、セレナの方もレオナールの妻で政治家秘書のヴァレリーに内緒で、彼と秘密の関係を結んでいる。時の流れともに、変わりゆくもの、変わらないもの――それは何? 縺れてこんがらがった二組の夫婦は、冬のパリでそれぞれの幸せを模索していく。

『冬時間のパリ』
[2018年/フランス/フランス語/107分]
監督・脚本:オリヴィエ・アサイヤス
出演:ジュリエット・ビノシュ、ギョーム・カネ、ヴァンサン・マケーニュ、クリスタ・テレ、パスカル・グレゴリー
原題:Doubles Vies
英題:Non-Fiction
日本語字幕:岩辺いずみ
協力:東京国際映画祭
後援:在日フランス大使館・アンスティチュ・フランセ日本
配給:トランスフォーマー
©CG CINEMA / ARTE FRANCE CINEMA / VORTEX SUTRA / PLAYTIME

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