茶飲友達

過去の上映作品
[上映日程]4/8~21(休映:4/10、17)

“ 誰だって、ひとりは寂しい。”

「茶飲友達」
それは、寂しさを埋め合う、秘密の関係。

実際にあった事件を基に描いた社会派オリジナル映画

[INTRODUCTION]
高齢者の生き方に正解はあるのか
若者の未来はただの絵空事ではないのか
みんな寂しい、だから“ファミリー”が必要だった

「人生100年時代」。日本人の平均寿命は男女ともに80歳を超え、巷では豊かで自分らしい老後の生き方・過ごし方にさまざまな角度からスポットライトが当てられている。その一方で、孤独死、介護疲れによる無理心中など、高齢者を取り巻く悲しい事件は後を絶たない。高齢者を支える若者世代もまた、低賃金低所得、ディスコミュニケーションなど、暮らしと心にダメージを受け、行き場のない閉塞感に陥る人が増殖している。先の見えない日々のなかで、2013年10月に起きた高齢者売春クラブ摘発のニュースに着想を得て生まれた社会派群像劇『茶飲友達』。抗いようのない日々を浮き彫りにしながら、高齢者と若者、異なる世代はどのように交わり、共存していくべきなのか。正解のない問いに向き合いたくなる作品が誕生した。

[STORY]
妻に先立たれ孤独に暮らす男、時岡茂雄がある日ふと目にしたのは、新聞の三行広告に小さく書かれた「茶飲友達、募集」の文字。その正体は、高齢者専門の売春クラブ「茶飲友達(ティー・フレンド)」だった。運営するのは、代表の佐々木マナとごく普通の若者たち。彼らは65歳以上の「ティー・ガールズ」と名付けられたコールガールたちに仕事を斡旋し、ホテルへの送迎と集金を繰り返すビジネスを行なっていた。マナはともに働くティー・ガールズや若者たちを“ファミリー”と呼び、それぞれ孤独や寂しさを抱えて生きる彼らにとって大事な存在となっていた。ある日、一本の電話が鳴る。それは高齢者施設に住む老人から「茶飲友達が欲しい」という救いを求める連絡であった──。

『茶飲友達』
[2022年/日本/シネマスコープ/5.1ch/135分]
監督・脚本:外山文治
出演:岡本玲、磯西真喜、海沼未羽、渡辺哲
配給:イーチタイム
(c)2022茶飲友達フィルムパートナーズ

[上映時間]

[公式サイト]
teafriend.jp

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