ひらいて

過去の上映作品
[上映日程]2/1~11(休映:2/7)

たとえが好き
だけど彼には「秘密の恋人」がいた──

私だけが彼を好き
でも、入り込めない
それなら、“好きな人の好きな人”を奪えばいい──

[INTRODUCTION]
芥川賞作家・綿矢りさが、高校生の思いつめた恋心、暴走する想いを描き、人間の根源的な愛を問う文芸少女のバイブルとなった小説「ひらいて」を、弱冠26歳・新進気鋭の若手監督・首藤凜による脚本・監督にて映画化。主人公の女子高生・木村愛役に若手の中でも最注目の女優・山田杏奈を大抜擢。彼女と共に熾烈な三角関係を描く主要キャストに、映画初出演の作間龍斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.)と実力派若手女優・芋生悠を迎え、エキセントリックでありながらも切実な純愛を描き、いかなる恋愛映画も及ばなかった境地に行き着く、⻘春映画の系譜を飛び越えた本作。この新感覚・乱反射する少女たちの切実で、熱く、ゆがんだ恋物語がついに公開。

[STORY]
高校3年生の愛は、成績優秀、明るくて校内では人気者。そんな彼女は、同じクラスの“たとえ”にずっと片思いをしている。彼はクラスでも目立たず、教室でもひっそりと過ごす地味なタイプの男子。だが寡黙さの中にある聡明さと、どことなく謎めいた影を持つたとえに、愛はずっと惹かれていた。自分だけが彼の魅力を知っていると思っていた。しかし、彼が学校で誰かからの手紙を大事そうに読んでいる姿を偶然見てしまった事で事態は一変する。「たとえに、恋人がいるのではないか──」その疑惑がぬぐいきれず、愛はある夜、悪友たちと学校に忍び込み、その手紙を盗んでしまう。手紙の差出人は、糖尿病の持病を抱える地味な少女・美雪。その時、愛は、初めてふたりが密かに付き合っていることを知るのだった。それが病気がちで目立たない美雪だとわかった時、いいようのない悔しさと心が張り裂けそうな想いが彼女を動かした──。「もう、爆発しそう──」愛は美雪に近づいていく。誰も、想像しなかったカタチで・・・。

『ひらいて』
[2021年/日本/ビスタ/121分]PG-12
出演:山田杏奈、作間龍斗(HiHi Jets/ジャニーズJr.)、芋生悠
監督・脚本・編集:首藤凜
原作:綿矢りさ『ひらいて』(新潮文庫刊)
音楽:岩代太郎 
主題歌:大森靖子「ひらいて」(avex trax)
制作プロダクション:テレビマンユニオン
製作:「ひらいて」製作委員会
配給:ショウゲート
©綿矢りさ・新潮社/「ひらいて」製作委員会

[公式サイト]
hiraite-movie.com

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